嫁だから遠慮してきた、義理の両親の遺品整理。
我が家には、たくさんの遺品がありました。
それも、大型の家具ばかりです。
実家の親ならばまだ、もういいよね、という感じで神奈川の有名な遺品整理士のいる業者にでも頼んで捨てられるのですが、嫁という立場では義理の両親が残したものを無下に捨てることができなかったのです。
そんなわけで、食器棚からダイニングテーブルから洋服ダンスにソファ、あらゆる家具が、我が家の生活に合わないままずるずると使われていました。
しかし、転機が訪れました。
家そのものも、両親と一緒に建てた家だったので、ある意味遺品だったのですが、老朽化に伴い取り壊すことになったのです。
土地の名義を主人に直し、新築する計画でした。
今しかチャンスはないと思いました。
どうしても私の手で捨てられなかったので、主人の妹に来てもらい、これはもう捨ててもいいかしらと了解を取りながら、やっとの思いで大きな遺品たちを処分することができました。
着物や、その他小さなものは、親族に配って回りました。
自分の子どもには、いらないと思ったら「今までありがとう」とお礼を言って処分しなさいと、今から教育しておくのが正解かなと考えています。
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