買い続け、ゴミを増やし続ける義母

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主人の母は若い時から買い物好きで、特に洋服は山のように持っていたそうです。どれくらいかと言えば、義父が一軒家を買って引っ越しした時に、義母の洋服があふれて家に入りきらなかったのだそう。引っ越し屋さんの4トントラック一台分、すべて義母の洋服が詰まった段ボールが家の前に山積みなり、どうしても入らないのでそのまま捨てることに。主人が友達から軽トラを借りてきて、何往復もして市のリサイクルセンターまで運んで捨てたそうです。

どうせ捨てることになるなら、引っ越し前に整理して捨てておけば、引っ越しの費用もそれだけ安く済んだのに。普通ならそう思う所ですが、義母が言うには悪いのは自分ではなく、小さくて荷物が入りきらない家を買った義父なのだそう。捨てた主人は物を粗末にする人だそうです。

70歳過ぎて若い時ほどお金が使えなくなった今は、買いこむものが洋服から生活必需品に変わってきました。家の中は収納に入りきらない食料品や洗剤などであふれ、家の外には壊れて使えなくなった家電や粗大ゴミがゴロゴロ。近所迷惑でもあるので、粗大ごみは一度主人が費用を出して業者に頼んで捨てたのですが、8万円くらいかかりました。年始の挨拶に行くたびに、この人が亡くなった後、この家の片づけは誰がやるんだろう?と憂鬱な気分になります。

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